腰を痛めないために姿勢に気を付けて育児をする

子育ては体力勝負

日に日に大きくなる赤ちゃんを育てるのは、お母さんにとって何よりの楽しみです。しかし子育ては楽しい事ばかりではありません。精神的に辛いと感じる事もありますし、体力がもたなくてグッタリしてしまう事も少なくないのが現実です。

子育てをする上で、多くのお母さんが悩む事になるのが腰痛でしょう。子育て中は何かと腰に負担がかかります。

前屈みの姿勢が辛い

子育てをしていると、前屈みの姿勢になる事が多いです。洗面台で顔を洗っていたり、台所で食器を洗っていると、終わった時に腰が痛いと感じませんか。子育て中は頻繁にこの状態になります。

泣いている赤ちゃんをあやす時、それまでベッドで眠っていた赤ちゃんを抱き上げる時やベッドに寝かせる時、ベビーカーに乗せる時・降ろす時、おむつをかえる時などに、腰に大きな負担が掛かっています。

腰痛を悪化させるとどうなる？

身体に負担が掛かるのは赤ちゃんを育てているなら仕方がない事とは言え、腰痛を放置していると悪化してしまい慢性的に痛みを感じるようになってしまいますし、最悪の場合は椎間板ヘルニアになってしまう事もあります。

そうならないためには、例え子育て中であっても日頃から姿勢や腰痛には気を付けましょう。

子育て中のお母さんが気を付ける事

生まれたばかりの赤ちゃんは小さく軽いですが、その成長速度には目を見張るものがあります。またどんなに小さくても数キロから10キロ前後の体重があるので、実は決して軽くはないんです。

よく考えてみてください。女性が10キロの米袋を持つのはとても大変ですよね。常にあの重さをだっこしていると考えると、腰に負担がかかるのも納得です。

出来るだけ腰に負担をかけないためにも、赤ちゃんをだっこする時やだっこから降ろす時は、ただ腰を前に曲げるのではなく、膝を曲げて腰を落とすようにしましょう。こうする事で腰への負担を減らす事が出来ます。

赤ちゃんをお風呂に入れる時も、腰に負担がかかります。赤ちゃんが小さいうちは湯船ではなくベビーバスで沐浴させる事が多いですが、ベビーバスは浴室の床に置くため、お世話をしているお母さんは腰に負担が掛かる姿勢になりがちです。

腰に負担をかけないためには、台の上や洗面台を利用した、立った姿勢での沐浴です。

腰を痛めてしまうと赤ちゃんのお世話が出来なくなってしまう事もあるので、赤ちゃんのためにも日頃から腰痛には気を付けましょう。