子供の成長を見守る、ときには支えてあげる

子供の微妙な変化を見逃さない

子供の育つ環境も激変していて、ときに小学生の会話などを聞いていると、あまりの内容にびっくりすることもありますね。

子供社会は大人社会の縮図とも言われているように、子供がおおらかでのびのび、というのは過去の話です。

いまは子供たちも与えられた環境のなかでなんとか上手にやり過ごしたりするのに必死なようです。

学力、体力の面で優れている子、性格の強い子が弱い子を従えたりなど、大人顔負けの勢力図ができていたりします。

一時話題になったスクールカースト、学校裏サイトなど、子供たちは多くの闇を抱えて四苦八苦しているのが現状のようです。

そんななかで、子供の小さな変化を見逃さない親でありたいものです。

いじめやなにか隠していることがないかを知る

子供が携帯やスマホを持ち出したら、気をつけてあげたいことがあります。それはラインなどの無料通話アプリです。

会話の内容はその子を気遣っているように見えても、テスト前の夜中に眠ることができないほど大量のメッセージを送ったり、返信しないと無視されたといってひどいことを言われたり、病気のときにずっとメールを送り続けたり、一見いじめに見えない陰湿ないじめも存在するようです。

なによりもよく話し合いをすることが大事

自分や家族の生活や仕事のために必死になっている親は、子供のそうした悩みのサインに気付きづらくなります。

子供も自分がいじめられているなんて親に言うのは嫌ですから、どんどん自分で抱えこむようになってしまいます。

最終的にいじめを苦に子供が自殺なんてことにならないように注意しましょう。

とくに子供がなにか伝えたがっている、話したいがためらっているように見えたらなにをさておき、話を聞いてあげましょう。

子供が困っているときに、一番支えになってあげるのは親でありたいものです。

友人や教師でも、助けられることには限界があるし、なかなか同じ環境にいる場合、そうしたわかりづらいいじめには気付きづらいものです。

いじめられている場合は、もしどうしても改善しない場合、転校などの処置もとれますので、まずは早めに発見し、対処法を考えていきましょう。

ここで子供を助けることができれば、親子の絆は強まり、子供も親のことを信頼するようになります。

しかし忙しさにかまけて子供を放っておくような親が最近多くなっていて、最終的に子供が思いつめて自死してしまうまで気づけないことも多いです。

最悪の結果を防ぐためには、なによりも子供のことを一番に優先すること、それに尽きます。