生後5カ月~6カ月から始める離乳食には悩みがいっぱい 赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時の対処
離乳食の悩みいろいろ
生後6カ月ぐらいになると、赤ちゃんの離乳食がはじまります。離乳食を始めると新米ママにはまた新たな悩みが生まれてきます。
離乳食にどんなものを食べさせればいいのか分からない、赤ちゃんが離乳食をなかなか食べてくれない、毎食の離乳食作りが大変…などなど、離乳食に関する悩みは尽きることがありません。
中でも離乳食を毎日作ることにストレスを感じてるママは多いようです。赤ちゃんが口にする離乳食ですから、安心して食べられる食事を作ってあげたいものですが、たまにはベビーフードを使ったり、一度にたくさんの離乳食を作って冷凍したりして負担を減らしましょう。
離乳食を始めるタイミング
生後6カ月とは言っても、赤ちゃんによって離乳食を始めるタイミングには違いがあります。次のことを目安に、離乳食を始めましょう。
・首がしっかりとすわって、倒れずおすわりするようになったら。
・よだれの量が増えてきたら。
・大人が食べる姿を見て、口を動かしたり食べたそうにしている姿が見られたら。
これらの様子が見られるようになったら、離乳食をスタートしても大丈夫です。少しずつ離乳食をあげてみましょう。
離乳食を食べてくれない
せっかく用意してあげた離乳食なのに、赤ちゃんがなかなか食べてくれないというのはよくあることです。
離乳食を始めたばかりの頃は、まだまだ赤ちゃんにとってはおっぱいやミルクがごちそうなので、離乳食に興味を示していないことが多いものです。お腹がペコペコの時間を見計らって気長にチャレンジしてみましょう。
また、前の日までは喜んで食べていたのに、突然離乳食を食べなくなってしまうということがあります。これは、赤ちゃんが離乳食の味に飽きてしまったことが考えられます。
同じメニューばかりが続いていなかったか考え、少し見た目の色が違うものなど、新しい離乳食を作ってみましょう。時には市販のベビーフードを使うのもいいですね。ママも真面目になり過ぎず、ベビーフードに頼る日があってもいいものです。
赤ちゃんが喜ぶ工夫を
赤ちゃんが自分でスプーンやフォークを使って食べるようになると、赤ちゃん用の食器も必要になってきます。大人が使うようなステンレスのものは口当たりが固く、赤ちゃんには適しません。
赤ちゃん用の素材で作られたソフトなもの、赤ちゃんの手に合わせて作られた持ちやすいものを選びましょう。
離乳食とは言っても、食の楽しみを赤ちゃんに教えてあげるようにしたいものです。家族みんなで食卓を囲み、赤ちゃんが喜んで食べられる工夫をしてあげれば、嫌がることなく楽しく離乳食を食べてくれることも期待できます。