子供の昼寝に適したタイミングとは?生活のバランスを整える昼寝の仕方を学ぼう
子供の昼寝はタイミングが大事?
一般的に、年齢とともに昼寝の回数は減ってきます。またタイミングも、月齢・年齢が進むにつれて変化していきます。そこで気になるのが『どのタイミングで昼寝をさせたら良いの?』ということです。
『このタイミングで寝られてしまうと大変』というママは少なくないでしょう。変な時間に寝てしまうと、夜眠れなくなるなど生活のバランスが崩れてしまいます。昼寝はタイミングが大事といわれていますが、どうすれば良いタイミングで寝かせることができるのでしょうか。
なぜ子供は昼寝するのか
大きくなると昼寝をする機会はなくなりますが、小さいうちは寝ることがあたり前。そのため、生後1か月の赤ちゃんは授乳以外ほとんど眠っています。『赤ちゃんは寝るのが仕事』というくらいですから、それくらい子供にとって昼寝は成長に欠かせないひとつなのです。
ちなみに、生後3か月~1歳頃までは、夜間10~12時間、昼間4~6時間程眠るといわれています。しかし1歳を過ぎると、徐々に昼寝をする時間は減ってくるでしょう。米コロラド大学では、『昼寝をしない幼児は不安が増え、喜びや好奇心が減りやすい』『問題解決能力も低下する』という結果が出ています。
それくらい、子供にとって昼寝は重要になるというわけです。
起こす?そのまま寝かせる?
だからといって生後1か月以上の子供を、延々と寝かせるわけにはいきません。先にも述べたように、昼寝はタイミングが重要です。もし変な時間に寝てしまった場合、起こしたほうが良いのでしょうか?それともそのまま寝かせておいたほうが良いのでしょうか?
これは、子供がどれくらいの時間昼寝するかによって違ってきます。一度に数時間眠ってしまう場合、起こしたほうが良いでしょう。30分以内に起こすことで夜の就寝への影響を最小限に抑えることができます。
逆にそのまま寝かせておく場合。そして、一度の昼寝で2時間程連続して眠るような子であれば、途中で起こしてしまうとグズッてしまう恐れがあります。なかには気が済むまで寝ない・延々と機嫌が悪いという子もいますから、この場合朝まで寝かせてあげたほうが安心です。
布団に連れて行き、就寝時と同じ状態で寝かせてあげましょう。
まとめ
子供の昼寝に適したタイミングは、一度の寝る時間によって異なります。自分の子供は一度にどれくらい寝るのか把握し、昼寝のタイミングを知りましょう。そうすることで睡眠のバランスが整い成長にも良い影響を与えます。