子どもがご飯を食べてくれない時に見直したい食事方法やメニュー
子どもがご飯を食べない。なぜ?
離乳食が終わって大人と同じような食事ができるようになるとお母さんも少し楽になります。子ども用の離乳食を別に作らなくても良くなるからです。しかし、この頃に急にご飯を食べなくなったり、「いらない」と言うことがあり、親としては心配になるものです。
どこか体調でも悪いのかと気になりますが、熱がなく、元気に遊んでいるのであれば心配はありません。この頃にご飯を食べなくなる子どもには、ちゃんとした理由があるのです。
ご飯を食べない理由
離乳食が終わった幼児期の子どもは、ご飯を食べないことがよくあります。その理由ですが、気分であったり食べる環境、食感などが影響しています。ご飯を食べない理由として考えられるのが、食事よりも遊びたい、食事の硬さが合わない、お母さんに食べなさいと言われて、反抗している(イヤイヤ期突入)などがあります。
1日中何も食べたがらなかったり、顔色が良くない、元気がないというような場合は風邪など体調を崩している可能性があるので気をつけてあげましょう。
ご飯を食べたくなるような工夫を
ご飯を食べないなら食べたくなるように工夫をしましょう。風邪など体調を崩している時以外は、食事のリズムを見直してみるようにします。
いつも同じ盛り付けをしているなら飽きているのかもしれません。カフェなどであるような、ワンプレートに少しずつ食べ物を盛ると子どもの興味をひきます。食べやすい大きさにカットすることや、ケチャップで好きなキャラクターを描いてみたり、食器を替えてみたりすると子どもは興味を示します。
また、つい多めに盛り付けてしまい、それが食べきれない場合があります。子どもの適量よりも気持ち少な目に盛るようにして、完食やおかわりする喜びを感じてもらうようにしましょう。
大らかな気持ちで見守る
ご飯をしっかり食べない子どもには、おやつの時にお菓子ではなくご飯をおやつのように食べられるようにして食べさせると良いです。小さなおにぎりやサンドイッチ、うどんなどを用意してあげると喜んで食べてくれることがあります。ご飯を少しずつでも食べているので栄養不足になることはありません。
せっかく作ったのに食べてくれないとお母さんはイライラしてしまいがちです。お母さんがイライラしていると子どもは敏感に感じ取ります。それが原因で食べないのかもしれません。
ご飯を食べなかったらそれよりも楽しいことがあるのね、と大らかな気持ちで受け止め、見守るようにすればイライラも治まります。お母さんのイライラが治まれば、食卓の雰囲気も変わり、食べてくれるようになるでしょう。