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人事ではない!?マタハラの原因と対策法を知っておこう

妊娠をしてマタハラを受ける女性もいる!

あなたはマタニティハラスメントと言う言葉をご存知でしょうか。一般的にはマタハラとも呼ばれていますが、これは妊娠をきっかけにそれまでお仕事をしていたのに、自主退職を強要されることなどが当てはまります。

 

日本労働組合総連合会が行った調査によると、仕事を持ち妊娠をしたことのある女性で、マタハラを受けた経験のある方は25.6%に上っています。では、マタハラはなぜ起こるのでしょうか。そして、どの様な対策方法があるのでしょうか。

 

会社での同僚からの理解が得られないことなども要因!

マタハラが起こる原因について考えてみましょう。それは、一緒に働く周囲の方の妊婦に対する理解(もしくは協力)不足や、職場自体の支援制度やその運用に関しての不足があることなどが挙げられます。

 

同僚の方などの理解不足や協力不足が起こってしまうのは、妊婦についての制度や法律といったものがあまり認知されていないことや、妊娠や出産に関して起こる体調の変化に気づくことが少ないケースもあります。

 

女性が働くことが多くなっているのに、職場での妊婦について理解が得られないということや、未だに会社の制度が整っていないことが考えられるのです。

 

マタハラに遭ったなら相談をすることが必要!

もし会社で不当にマタハラを受けているなら、相談をすることが大事です。妊娠等を理由にして解雇をすることは違反になることもあるので、自分でも法律を把握することも必要です。

 

上司などといった方々に相談ができればそれが適していますが、現状としては上司や同僚にマタハラを受けているケースが多いです。よって、会社にある相談窓口もしくはマタハラについて扱っている法律相談所に相談することも手段です。

 

また、会社側が行うことが大事なのは、社員が男女共に妊婦に現れる変化や妊婦に対する対応などについて学ぶ機会を持つことではないでしょうか。

 

会社全体としてはすぐに体制を整えることは簡単ではないかもしれません。しかし、周りの上司や同僚が理解を深めて対応するだけでも、妊婦の方も心穏やかに出産を迎えることができるのです。

 

マタハラを受ければ流産に繋がるケースもある!

マタハラを受けてしまうと、妊婦の方は精神的な負担を抱えることにもなり、体調を崩してしまうことがあります。中には妊娠しているにも関わらず、重いものを持たされることや、負担のかかる仕事をすることになり、流産に繋がるケースもあるのです。

 

そして、マタハラを受けるのではないかと考える女性が、妊娠することを躊躇うということもあります。マタハラをなくすために、まずは相談をしましょう。