生後3か月頃からは、生活リズムを作ることが大切
生活リズムを作ろう
赤ちゃんの夜泣き、パパもママも眠れなくて本当に困ってしまいますね。生後3か月から4か月くらいになったら、赤ちゃんの健全な発育や夜泣きにも影響する生活リズムを整えるよう心がけましょう。
特に赤ちゃんの夜泣きに悩んでいる場合、生活リズムをつけると夜にぐっすりと眠ってくれるので夜泣きが減ってとても楽になります。
なぜ、生活リズムを整える必要があるの?
人は一日を、それぞれのリズムで暮らしています。1日は24時間ですが、体内時計は25時間あります。24時間の生活リズムは、赤ちゃんのときにしか身に付きません。この時期に正しい生活リズムを身に付ければ、大人になっても健康的な暮らしが実現します。
早寝早起きをして規則正しく生活することは、親の職業などによっては大変なこともあります。しかし生活リズムを作ることは、子どもの発達にとって何よりも大切なことです。
赤ちゃんの生活リズムは睡眠、食事、日中の過ごし方が基本となります。まず睡眠のリズムから見ていきましょう。
離乳食が始まったら、睡眠のリズムを覚えさせる時期です。寝る時間が決まれば、生活のリズムも自然に規則正しくなります。睡眠がきちんと取れるように、昼と夜の区別をつけた生活を心がけましょう。
朝になったらカーテンを開けて、太陽の光を室内に入れましょう。そして赤ちゃんが目覚めたら、おはようと声を掛けてあげてください。夜眠るときはおやすみなさいと声をかけます。
ここで大切なのは早寝早起きの習慣をつけさせることです。睡眠をまとめてとるようになる7か月から8か月頃から早寝早起きを心がけ、夜は8時頃には布団に入れて、寝かしつけてください。
離乳食が始まったら、食事のリズムを整えていきましょう。同じ時間に食事をするよう心がけ、食事の前にはいただきます、食事がすんだらごちそうさまと声をかけて、食事の始まりと終わりを意識させるようにしてください。
日中は食事のリズムを中心に、なるべく毎日同じようなリズムで過ごしましょう。公園など外でも積極的に遊ばせてください。
夜泣きもなくなり、健康的に
生活リズムをつけることで日中と夜の生活の区切りがつきますから、夜にぐっすりと眠ってくれます。これで夜泣きの悩みもほとんど解決します。
赤ちゃんの頃に身に付けた生活リズムは、大人になっても続きます。ちょっと大変でもこの時期に生活習慣を整えておくと、発達にも良い影響を与えますし、生涯健康的に暮らせる基礎ができます。