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妊娠中に気をつけたいハーブの選び方

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妊娠中はカフェインがNGだからと、ハーブティーを好む人もたくさんいます。普段、何気なく料理に使っていたり、ハーブティーとして飲んでいたものが、妊娠中はNGなものもあります。すべてのハーブがNGではありませんが、子宮が収縮しやすくなるものもあるので、注意しましょう。

 

ペパーミントは日本人にもなじみが深く、また、繁殖力が強いのでガーデンハーブとしても人気です。自分で育てたペパーミントなら、農薬などの心配もないので、特につわりのひどい妊婦さんにはお勧めのハーブです。ですが、ペパーミントのあの爽やかな香りに含まれるメントンという成分には子宮を収縮させる働きがあるので、気分が悪いからと、摂り過ぎるのはやめましょう。料理に使うときも少量にするのがベターです。

 

安産のお茶とも呼ばれ、妊婦さんには人気の高いラズベリーリーフは、陣痛を和らげたり、産後も母乳の出を良くしたり、母体の回復に効果があるとされていますが、妊娠初期などには、子宮痙攣効果があるので飲んではいけません。もし勧められたら、自分の状態を考えていただくか、お断りするようにしましょう。

 

ルイボスティーは鉄分やカルシウム、ミネラルなどが豊富に含まれていることに加えて、便秘に悩む妊婦さんの強い味方として広く親しまれています。しかしこのルイボスティーも飲みすぎると下痢をすることがあるので注意が必要です。また、まれにアレルギーを起こす人もいるので、合わないと思ったらすぐにやめましょう。

 

パエリアなどの料理によく使われるサフランは、妊娠中にはNGなハーブです。ビタミンやβカロテンが豊富で、ホルモンバランスを整える効果がりますが、子宮を刺激してしまうので、妊娠中は口にしないようにしましょう。

 

臭みを消したりするのによく使われるセージも子宮の収縮を促す働きがあるので、妊娠中はNGなハーブです。しかし、母乳の分泌を抑える作用があるので、卒乳を決めた時期にはピッタリのハーブです。乳腺炎の予防にもなるといわれていますので、出産・授乳後は積極的に取り入れたいハーブですが、妊娠中は絶対にやめましょう。

 

ローズマリーなども妊娠中には避けたいハーブですが、料理にどれくらい使ってあるのかわからないこともあります。少量なら大丈夫なこともあるので、外食時などに摂ってしまっても、あまり神経質にならないほうが良いでしょう。体調を崩したり、なにか異変を感じた場合はすぐに医師へ相談して下さい。