『なんだか軟便が続く…』1歳を過ぎても便が柔らかいのはなぜ?原因を知って改善してあげよう
いつまでも軟便が続いていませんか?
新生児は便が柔らかいため、軟便でも問題ありません。下痢状の便が出ることも多いので、軟便だからといって『もしかして体調が悪いのかな』と心配する必要はありません。生後数か月で便も徐々に硬くなり、回数も減ってきます。
しかし、なかには1歳を過ぎても軟便で悩んでいるママもいるでしょう。1歳を過ぎても軟便になる場合、原因は一体何なのでしょうか?また改善する方法とは?それを知っていれば、1歳からの軟便でも安心できるかもしれません。
1歳過ぎてからの軟便について
一番の原因は『腸が弱っている』ことにあります。誰でも、今まで食べられていたものが体に合わなくなるということはあるでしょう。それは子供でも同じです。
それを知らず知らずのうちに食べていると、腸はどんどん弱り軟便になってしまう場合があります。特に赤ちゃんの腸はまだまだ未発達。1歳児でも決して腸が強いとはいえません。
数日で治るようであれば特に気にする必要はありませんが、1週間以上続く場合はきちんと病院で診てもらったほうが安心です。しかし、軟便が続いていても機嫌が良く食欲もある場合は様子見でも良いでしょう。軟便といっても、下痢とは異なります。
下痢は腸の働きが弱ったときに起こり、液状化し排出されます。また腐ったニオイや酸っぱいニオイがするのが特徴ですから、嗅いでみてそういったニオイがしなければそれほど気にする必要はありません。ただ長期に渡って続く場合のみ、きちんと診てもらいましょう。
続く軟便を改善するには
軟便が続く場合は、食べ物にも気をつけなければいけません。特に避けたいのがみかんなどの柑橘類です。スイカも避けたほうが良いでしょう。
水分を多く含んだ食材は、軟便の原因になります。消化の良いものを心掛け、油っぽい食事は避けましょう。食べ物に気をつけるだけで、軟便は改善される場合があります。
もちろん、軟便になる原因を把握しておくことも大切です。なかには、繊維質の食べ物が原因で軟便になる場合もあります。自分の子供が何で軟便になるか知っておけば、食事のときに避けることができます。
ただ、胃腸は身体だけでなく心とも直結しています。心のストレスが原因で軟便になる場合もありますので、ストレスを与えないことも軟便を改善する方法のひとつといえるでしょう。
まとめ
1歳を過ぎても軟便に悩まされる場合、多くの原因は食生活が関係しているといわれています。ですから、食生活を改善することで軟便を治すことができるでしょう。