妊婦さんにまつわる迷信は嘘？本当？

妊娠を機に「妊婦さんは○○しちゃダメ！」とか「妊娠したら○○したほうがいい！」という嘘か本当かよくわからないことを言われた、という人も多いようですが、それはどこまでが本当で、どこまでが嘘なのでしょうか。

妊娠したらなにかをまたいではいけない

妊婦さんがなにかをまたぐと赤ちゃんに差し障りがる、という言い伝えはとても多いのですが、これは嘘、というより、恐らくですが、妊婦さんがなにかをまたぐと足元が見えないせいでつまづいたり、転んだりといったアクシデントを防ぐための言い伝えのようです。足元にはくれぐれも注意して、転ばないようにしましょう。

赤ちゃんが生まれる前に産着を用意してはいけない

これは不吉な言い伝え、というより、妊婦さんを気遣った言い伝えのようです。産着を用意したからなにかあるかといえば、それは嘘になりますが、赤ちゃんに関することはとてもデリケートなことなので、まずは赤ちゃんを無事に生むことに専念しましょうね、という優しさからできた言い伝えのようです。

妊娠中はクジ運が良くなる

本当だったら嬉しい話ですが、残念ながら、根拠のない嘘です。

出産が近くなると赤ちゃんは動かなくなる

幅広く浸透しているようですが、これは嘘です。生まれてくるギリギリまで胎動はあるので、もし、胎動を感じなくなったなどの異常を感じたらすぐに病院へ行きましょう。

お肉ばかり食べたくなるのは赤ちゃんが男の子だから

これも根拠のない嘘です。妊娠すると食べ物の好みが変わるので、お肉をモリモリ食べているとお腹の赤ちゃんは元気な男の子で、フルーツや野菜などをたくさん食べるようになるとお腹の赤ちゃんは女の子、というイメージが広がったようです。

可愛いもの、美しいものを見ていると可愛い子が生まれる

これも根拠のない嘘といえますが、妊娠中は気持ちが不安定になったりしがちなので、可愛いものや美しいものを見てリラックスした状態になることはとても大切なことです。妊娠中にリラックスした状態が保つことで、赤ちゃんも健やかに育ちますよ、ということなのかもしれません。

赤ちゃんを産むと目が悪くなる

実はこれは本当です。出産後は睡眠不足による疲労や、栄養が母乳を作るために使われるため、目が疲れやすくなり、一時的にかすみ目などの症状が出ることがあります。スマートフォンなどの使用は頻度を減らし、十分に栄養を摂って、目を休ませると良いでしょう。